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ママの夏読書2013 [オススメ書籍☆]

というわけで、




夏の読書です。



ずっと以前は本のムシだった私ですが、

きちんとした大人の小説、
このごろは1年に10冊も読めていません(><)




それでも夏休みっていうと、


おちびたちの読書をうながすためにも、
私が読書する姿をまず見せなくては!と、




ふと思い出して予約☆




やっと読めました・・・



「奇面館の殺人」

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/01/06
  • メディア: 新書


意外にすぐ用意してもらえて、
あまりの迫力に引き気味だったけど、


読み出したら止まらなくなって、
一気に読めました♪♪




ちょうど、
事件が起きるのと同じ、


夜まで1日目を読んで、
事件後は2日目に。



面白かった~





お話の中では、
春の吹雪という天気だったので、

少し、暑さを忘れられました♪





やたらと猜疑心をあおる舞台だったし、
最初の殺人がやたら残忍だけど、

いつも起こるような凄惨な連続殺人じゃなかったし、
なんかね、
いつもより物足りなかったような気もしたけど・・・



それに物悲しくって・・・



たぶん、
登場人物たちにとって、

事件が起こり、ヒトが死に、
そして犯人が捕まり・・・っていう一連の流れの中で、


一番大切な最後まで隠されてる点において、
ものすごく居心地が悪い気持ちになっていると思うの(><)



とても興味深いけど、
ホントにあんなだったらイヤだなって思うし。




でも面白かった。



いまだ時間が90年代で止まっているのは、
もうどうしようもないよね・・・

それもお話なんだから、
しょうがないことだし。




時代が変わってたら、
ミステリーなんて書けなくなっちゃうよ。

携帯とか最先端の機材なんかがあったら、
なかなか複雑怪奇な事件なんて起こせないよね~



やっぱり館シリーズは館シリーズだし、
綾辻氏は綾辻氏♪


悪魔も出てきたし、
次があったらまた読みたい(≧v≦*)





そして次に読んだのが、
こっちもついに順番が来ました♪

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/04/12
  • メディア: 単行本



主、
3年前は3巻とも買ってくれたのに・・・とかは言わず、

発売日に図書館に予約して、
ずっと待ってたぁ~♪♪

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/05/29
  • メディア: 単行本



いま2000人待ちみたいなので、
早く読んで返さねば!と思ったんだけど、


なかなか読めなかった・・・


なぜだろう。




読みたいと思ってすぐ手に入れるのと、
順番が来て読まないといけなくなるのとは、

まったく本に対する気持ちが違うから、
そうなっちゃうんだよね(^^;)




でも読み始めたら、
やっぱりすぐに読んでしまいました♪

所要時間1日。




いつもと同じように、
春樹の小説は春樹でした・・・




なんだかねぇ~




いろいろと。。。



思うことはアル。



16年も、
誤解されたままの人生てどうなの?とか。



16年って、
長いのかな?
短いのかな?


私の人生で16年前っていうと・・・



当時こどもだったけど、
やっぱり遣り残したことはある。


いろいろとこじれてうまくいかなくなった人間関係もあったから、
その当時もそうだったけど、

いまでも「あのとき私のことどう思ってたの?」とか、
「アレはなんだったの?」とか、

聞きたいことはある。
聞きたい人がいる。



もう会うこともない・・・つもりではいるけど、
生きてれば会うことは可能なのかなぁ。




などなど思いつつ、


彼らはもうすでに記憶の中からもいなくなりつつある。



そんな風に、


人が急にいなくなったりするのって、
春樹の小説の中ではよくあることなんだけど、


現実に、
ひとがひとりいなくなれば周りが黙っちゃ居ないだろうって、

思ったりもするんだけど、





意外とね、
黙っちゃってること、あるんだよね。


普通そういうことあれば、
事件?とか事故?とか思うんじゃないかと思うけど、


意外と思ってるほど、
行動起こせなかったり、


ニュースになるほどの何かがあったのでなければ、

「会えない事情があるのかもしれない」
「向こうが会ってくれるまでそっとしておこう」などなど、

ついついそのまま、
いないままになったりする・・・



という、
かつて親しかった人がいることなども含め、



いろいろ思い出した。





誤解したり誤解されたりのすれ違いとかも
意外と簡単に起こることで、


簡単に解決できそうなのに、
思いのほか長い時間かけても解決しないものなのよね。



なんか、
あんな36歳にはなりたくないなぁ~とかも思ったし。


仕事はちゃんとしてるのに、
過去の出来事のせいで何か物足りない感じの人生。




最終的に、
沙羅の答えも聞かないまま小説は終わりになってしまったし、

事件の犯人とか真相すら明らかにならないよ?



それってどうなんだろう~



この投げ出され感!!



本当のこと、教えて!!





つくるさんは、
幸せになったのかなぁ~




やっぱり全部、その世界は小説だな。




そんな感想です。






あ、あと、

夏休みの前だけど、
「夜行観覧車」も読みました♪

夜行観覧車

夜行観覧車

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2010/06/02
  • メディア: 単行本


ドラマのとき毎週見ていたので、
ほぼストーリーは知っている感じだったけど、


ドラマとも違う展開もあったので面白かったです(^v^*)



でも、
子どもの反抗期とかホントどうしよう(><)

女の子でもあんなんだったら、
(私にはあんな暴れるほどの反抗期は見当たらないケド)
男の子はどうなっちゃうんだ・・・?





この夏はなんだか物悲しくて。




長男と、
だらだら一緒に過ごせる最後の夏休みかなぁ~って。




だからといって、
何か特別にしてあげることもできなくて。



暑くて暑くて、
なんにもできなかった夏休みだったなぁ(><)



本ももっと読みたかったし。



図書館には毎週のように通ってたんだけど、
結局小説2冊のほかは、

おちび用に借りた子どもの本と、
ハンドメイド系ばっかりでした(^^;)





おちび用はこのあたり。


もう何度目か分からないほど読んでるチャーリー。

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

  • 作者: ロアルド・ダール
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2005/04/30
  • メディア: 単行本


映画でストーリーを知ってるから、
読みやすかったみたい。


おちびに読書させるには、
なにかしらの原作本がとっつき易いということが判明☆




王道なファンタジー。

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

  • 作者: フィリパ・ピアス
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/06/16
  • メディア: 単行本


子どもの頃からタイトルだけは知っていたけど、
初めて読んだかも・・・




千と千尋っぽい。

霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)

霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)

  • 作者: 柏葉 幸子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/12/16
  • メディア: 新書


読みやすく、楽しい話だった♪





夏休みの定番!

「9月0日」は、
今年は次男の番でした♪

9月0日 大冒険 (偕成社文庫)

9月0日 大冒険 (偕成社文庫)

  • 作者: さとう まきこ
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2012/07/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


4年生になったら読ませると決めているの♪♪
長男は2年前に読了♪

主人公と同じ年齢だと、
やっぱり夢中になるね(^^)





そのそばで、
ひとり悲しくフリードリヒを読んでいた私。

あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))

あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))

  • 作者: ハンス・ペーター・リヒター
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/06/16
  • メディア: 単行本


国語の教科書に載っていた「ベンチ」以外を、
しっかり読むのはもしかしたら初めてだったかも。

フリードリヒがどうして死ぬのか覚えてなかったし・・・


高学年のオススメ図書になっていたけど、

もう少し戦争のこととか、
ナチスのこととか勉強させてからじゃないと、

理解できないだろうなと思って、
コレは今年はママだけで。




そして「星の王子さま」も、
やっぱりしっかり読むの初めてだったかも。

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版

  • 作者: サン=テグジュペリ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/03/10
  • メディア: ハードカバー


引用されたバラの花の話とか、
キツネのことばには覚えがあるものの・・・



英語のリーディングか何かで、
英訳の星の王子さまを読んだことがあるような気がするんだけど、

「オリジナル版」を日本語訳できちんと読んだこと、
たぶんなかった・・・

定番過ぎるものは、
実はすっとばしている気がする私の読書歴。

大人になってからでも、
きちんと読み直そうと思いました(><)





課題図書は予約が100とか越えてて、
夏休み中に来そうになかったので・・・

いろいろオススメ図書を片っ端から借りて読ませたよ♪♪

夏の庭―The Friends

夏の庭―The Friends

  • 作者: 湯本 香樹実
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 単行本




これはやっぱり先に映画観た♪

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

  • 作者: 梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/08/01
  • メディア: 文庫





「穴」は面白かったみたい。

穴  HOLES (講談社文庫)

穴 HOLES (講談社文庫)

  • 作者: ルイス・ サッカー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/12/15
  • メディア: 文庫


本はわりと十分に読んでくれたのだけど・・・


あとは、
読書感想文を書かないといけないのよ!





でも私自身、
読むのは好きだけど、

感想文は苦手だったから・・・



どう書いたらいいか、
うまく指導できない!!




本が好きで、
物語しっかり読んで、
感動して、

それでも感想文って、
何書いてもちっとも評価されないんだもん。




感想文の宿題って、
メンドクサイよね(><。)




感想文以外にもいろいろ、
今週は宿題のお手伝いに追われそうです(;へ;)





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コメント 1

emixmamy

みなさま
「nice!」をありがとうございました(^^)

by emixmamy (2013-11-22 10:22) 

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